学校薬剤師

活躍現場

a1180_012521学校薬剤師とはその名前のとおり、学校に配置される薬剤師のことで、大学を除く全ての学校に委任委嘱されています。
学校とはどこまでを言うのかと言うと、幼稚園、小学校、中学校、高校、高等専門学校、盲学校から養護学校に至るまでの範囲を指します。

昔は保健室に居る先生というイメージでしたが、現在は薬剤師を各学校に配置して、学校の保健関連の教育を実施したり、実際の学校生活における保健に関する確認を行い、学校生活を安全に過ごせるためにその力を発揮します。

学校薬剤師は薬剤師の資格をもっていれば学校薬剤師として活躍することができます。
公立の学校であれば地方公務員として、国立の学校であれば国家公務員の一般職として任命により学校薬剤師になることができます。

現場の役割

学校薬剤師の役割として、薬剤師としてもちうる職能を活かして、学校保健活動に従事し、職務の準則に則った職務遂行を期待されます。
すべての生徒が発育、発達の重要な時期に生徒が健全に学業に励むことができるように学校の生活を通じて生涯学習の指導、助言を行うことが学校薬剤師の役割です。
もちろん生徒と触れ合う機会があるものですので、教育にふさわしい人間性、教育に対する正しい理解、職務に対する正しい知識を持ち合わせることが求められます。

これから学業に励み、人間性を育むとても重要な時期にある生徒を教育する立場であるため、薬剤師の免許をただ単純に持つだけではおそらく荷が重い立場になるのではないでしょうか。
教育者としての立場でもあるわけですので、それなりの社会経験から生徒に対して教育を行う必要があります。

学業を教える教職員とは異なり、日々の生活の中で生徒に教育をするわけですから、生徒に人間として尊敬される人間である必要がありますし、それなりの経験を持って生徒に触れなければなりません。
では学校薬剤師になるためには、どのようにすればいいのでしょうか。

学校薬剤師になるには

まず学校薬剤師として活躍するためには薬剤師としての資格を取得する必要があります。
学校は地域社会の中で教育の場として重要な場所です。
それぞれの地域に学校薬剤師会が組織されており、教育委員会と連携して学校保健教育に寄与しているので、その地域の学校薬剤師になるためには、まずは学校薬剤師会に相談するのがよいでしょう。

学校薬剤師は教育だけではなく、学校環境に対して、換気、保温、採光、照明、騒音、水質、害虫など、生徒が健全に過ごすために必要な学校環境についても確認する役割を持つのです。