職場のメリット・デメリット

離職率が多い

薬剤師の資格は国家資格ということもあり、資格を取ってしまえば有利な職として認知されていますが、それだけでは解決できないデメリットが職場にあります。
薬剤師の転職率は約8割とも言われているくらい、転職者が多い職場です。
転職の理由としては、仕事が大変と言うこともあるんですが、ほとんどが「人間関係」の問題です。

これは違う職種にもいえることかもしれませんが、1日8時間も同じ空間に毎日同じ人といるわけですから人間関係が崩れてしまうと居づらくなるのは当たり前ですよね。
それが薬剤師には特に多いようです。
憶測ですが、薬剤師の転職の背景に人間関係が影響しているのは、薬剤師には女性が多いということと、ストレスを溜め込みやすい職場であるという部分があるんじゃないかと思います。

女性同士は男性ほどさっぱり割り切れない性格なので、一度関係がこじれてしまうと修復することはほぼ不可能なように思えます。
また、調剤の仕事ともなると正確さと集中力が必要とされることで、神経をすり減らしてイライラしてしまうことも少なくはないかもしれません。

ストレス

病院勤務になれば夜勤の多さや命を預かる仕事に対しての給料の不満もあるようです。
そして、薬のエキスパートと言われる薬剤師も、実際のところ医師と患者さんとの板ばさみになる中間管理職的な部分もありますし、接客業という部分も含めて感じるストレスは大きいんじゃないかと思います。

対人関係も心のゆとりがあって生まれるものですし、薬剤師に限ったことではないにしろ中々うまくはいきませんね。
薬剤師の職場はたくさんありますが、中には薬剤師として活動できない職場もあります。
その一つが薬店です。薬店では調剤の仕事がないので、お客さんへの薬のアドバイスはあっても主な仕事は陳列棚整理など薬剤師として必要性がないような仕事になってしまいます。

もちろんメリットばかり存在する職場なんてありませんが、薬剤師の職場も実際に勤務してみると大変に感じることが多いでしょう。
とはいえ、薬剤師としての職種の幅は広いということと、退職や一時的に職場を離れても復帰しやすいと言う点などをふくめても薬剤師の転職はそれほど難しいことではありません。
また復帰するのに数年のブランクがある人でも、ブランク事態が転職に影響することはほとんどありません。

というのも、薬学の世界も新薬の開発が日々進んでいますし、コンピューター化もしてきています。
つまり、そういった環境に適応できて現在の薬学に精通している人ならブランクがあり、年齢が高くても転職にはそれほど支障はきたさないと考えられます。

職場を変えることで人間関係も変わって新たなスタートがきれるのと同時に、職場によってはスキルアップが見込めます。
ですが転職を繰り返してばかりいると、この先、採用に不利になることも考えられるので転職の際には、職場に定着することを考えて行った方がいいように思います。