薬剤師免許の取得

取得方法

cf044薬剤師になるためには、平たく言えば「薬剤師国家資格」を取得する必要があります。
その資格の使い道とは、医師が処方した薬の調合・供給、製薬会社の新薬開発、保険関連の行政事務、一般医薬品の相談などがあります。
他にも一般的に知られていないだけで薬剤師の資格の使い道は多様ですが、まずは国家資格を取得することが前提です。

では、その資格とはどのようにして取得するのかということですが、薬剤師の資格取得の方法は、まず大学の“薬学部の課程を修了”してなくてはなりません。
薬剤師の資格取得のための条件として薬学部卒業があるので、まずは医学部か薬学部へ進学しなくてはいけないとのことです。大学の薬学部入学ということが、まず一つ目の関門ですね。
この時点で薬剤師になりたいと思っていても、夢を立たれてしまう人も少なくはないかもしれません。

ちなみに、独学で学んで知識を修得していたとしても、受験資格は得られません。
ただ、大学というと4年制を想定しますが、薬剤師の資格においては4年制の課程を修了するだけでは受験資格は得られません。
4年制の場合は、課程修了後に受験資格を得られる大学院への進学、もしくは足りない科目を補うために1年〜2年の実務経験を積む必要があるようです。

受験資格

もう一つは2006年から導入された、6年制の薬系大学で課程を修了し卒業した場合に卒業と共に受験資格を得ることが出来るとのことです。
他にも外国の薬学部を卒業し、外国の薬剤師免許を持っているという人も日本の受験資格が与えられます。
今のところ薬学が学べるのは薬学部のある大学のみということで、専門学校、短期大学等では試験条件は満たせないようです。

そして、薬学部を卒業できて薬剤師の国家資格を取得する条件をクリアしたら、今度は毎年3月の薬剤師の資格試験に合格する必要があります。
薬剤師の仕事に就職できてしまえば、高給な仕事ですし将来性もあるので安定した職業といえるでしょう。ただ、大学卒業や資格取得を考えると、そこまでの道のりはかなり厳しいものがありそうです。

薬剤師の資格は国家資格の中でもかなり難しいとされるカテゴリーに分類されているので、大学を卒業できたからといって誰でも資格が取れるわけではないという難関ですね。
試験対策のために薬学ゼミ、予備校なども開設されているようですが、実際に国家資格に合格するのに大勢の受験生が何浪もしているのだとか。
中には途中で諦めて、薬剤師とは関係ない一般の職に就く人も少なくないのが現状のようです。

試験は1987年までは年に2回行われていたようですが、それ以降は毎年3月の上旬の土・日曜の年に1回の試験開催となっています。
気になるのは合格率だと思いますが、各大学により異なるものの、平均すると70%〜80%の割合で合格者が出ているそうです。

そして、試験に合格すると厚生労働省から合格証書が交付されて、薬剤師登録名簿に登録申請することで、晴れて薬剤師の免許を取得することができるのです。