専門薬剤師になるには

専門薬剤師とは?

NKJ56_okusurij_TP_V近年、医学技術の進歩に伴って、医療の専門化が進んでいます。
医師はもちろんのこと、看護師や薬剤師などにも特定の分野において深い知識と技術が求められるようになりました。
そこで病院に勤務する薬剤師は、医師をはじめとする医療チームの一員として、特定分野の薬学知識を他の医療スタッフに伝えることで、最善の薬物治療の提供に貢献しています。

このように医療チームの一員として専門性を生かした活躍をするためには、特定分野に関して水準以上の知識と技術を持ち、深い倫理観に支えられた見識を持つ薬剤師となる必要があります。
そこで、専門的な知識を持つ薬剤師に対して、専門薬剤師や認定薬剤師といった資格が与えられる制度が誕生しました。

専門薬剤師とは、専門分野における医学知識、薬物治療に関する優れた知見と技術を有する薬の専門家に与えられる資格です。
医療の現場で薬に関する専門情報を医療スタッフに伝え、患者さんに対して効果的な治療がより安全に行えるよう尽力します。

専門薬剤師の種類

専門薬剤師として認定されている分野はさまざまですし、認定を行っている団体も多数あります。

主な専門薬剤師には日本病院薬剤師会が認定を行っている(1)がん専門薬剤師、(2)精神科専門薬剤師、(3)HIV感染症専門薬剤師、(4)妊婦・授乳婦専門薬剤師、(5)感染制御専門薬剤師。
日本医療薬学会が認定を行う、がん専門薬剤師。
日本腎臓病薬物療法学会が認定を行う、腎臓病薬物療法専門薬剤師。
などがあります。

また、認定薬剤師には日本病院薬剤師会が認定している(1)がん認定薬剤師に(2)精神科認定薬剤師、(3)HIV感染症認定薬剤師、そして(4)妊婦・授乳婦認定薬剤師、(5)感染制御専門認定師。
日本医療薬学会が認定を行う、認定薬剤師。
日本臨床薬理学会が認定を行う、認定薬剤師。
日本臨床腫瘍学会が認定を行う、外来がん治療認定薬剤師。
日本緩和医療薬学界が認定を行う、緩和薬物療法認定薬剤師。
など、多数の認定制度が設けられています。

専門薬剤師になるためには?

専門薬剤師になるには、まず、認定薬剤師の資格を取得し、その後のステップアップとして専門薬剤師の試験を受けて資格を取得する方法が一般的です。

認定薬剤師の認定を受ける方法は団体によって異なりますが、ほとんどの場合は、決められた講習を受けたうえで試験に合格すると認定が与えられます。
そして認定薬剤師としての実績を積みながらさらに研究を行い、その結果を論文として発表するなどの条件を満たした人が専門薬剤師の認定試験を受けられるのです。

専門薬剤師になるための条件も、各団体などによって異なるので、詳しい取得方法は各種団体のウェブサイトなどで直接確認することをおすすめします。