薬剤師の仕事

仕事内容

a1180_007521薬剤師というと、国家資格を必要とするお仕事ということは知られていると思いますが、では実際にどんな仕事をしているのかということが気になるところだと思います。
薬剤師の仕事について分かりやすく説明すると、医師の処方に基づいた薬の調合、供給を一般の患者さんに行います。
いわゆる、「薬の専門家」だと考えてみてください。

しかし、薬の専門家とはいえ薬剤師が患者さんにどの薬を出すかを判断する権限はありません。
これは一般の患者さんが勘違いしがちな点でもありますが、薬を決めるのは医師の役目です。
薬を患者さんに処方する手順としては、まずは医師が診察を行ったうえで患者さんごとの病気や怪我にあった薬を判断して処方箋を書きます。

その処方箋には、薬の種類や分量などが記載されていますので、薬剤師はそれに基づき薬を用意します。そう考えると、知識さえあれば簡単な仕事じゃないかと思われるかもしれませんが、実際に患者さんの手に渡るまでに薬剤師は何度も確認作業を行っているとのことです。

例えば、医師もミスをすることはありますから処方内容に少しでもおかしいと感じることがあれば、「疑義(ぎぎ)照会」といって処方箋を書いた医師に確認する作業を行います。
そこで、確認済みの印鑑を押すまでは薬を調合しません。

さらに、薬ができあがっても患者さんに手渡す前に、調合した薬剤師とは別の薬剤師が処方箋通りに調合できているか確認して、はじめて患者さんの手に薬が渡ります。
処方する薬は患者さんの症状だけではなく、年齢や体重などによっても変わってきます。
病気を治す薬で身体を悪くしてしまっては意味がありませんよね。
そういった意味でも薬剤師は細心の注意を払いながら仕事をしています。

あってはならない医療ミス

最近では電子カルテを利用している病院が多いようですが、医師が患者さんのパーソナルデーターを間違って入力してしまうミスもありえるので、薬剤師はその確認も怠れません。
また、名前が似ている薬は使わないようにしたり、同一の薬で分量が異なるものは置かないようにしたりするという、事前にミスを防ぐための工夫もされています。

薬を調合、供給する薬剤師にとって最も重要なのは、薬の間違がいないように患者さんに届けることだと言われています。そのため、上記のように確認作業は何度も行いますし、ミスを事前に防ぐ仕組みも用意しているとこのとです。

薬剤師の仕事というと、以上の内容が代表的な仕事内容になり、病院内の薬剤部、街の薬局などで行われています。
ただ最近では、薬剤師の仕事も需要が増えてきてるため、製薬会社での医薬品開発や化粧品メーカーの開発など色んな分野で仕事内容は多岐に渡っているようです。
さらに調べてみると一風変わった仕事なんかも存在しています。これが薬剤師の仕事なの!?
という業種もあるので、驚きです。

また、一般用医薬品の販売(営業中)において、薬剤師をおかなればならないという規定があることから薬局以外のお店での市販薬の販売には薬剤師が必ず必要とされています。