行政機関での仕事

薬剤師の選択肢

4106ae349e545a714d8ea255453fb328_s薬剤師が行政機関で勤務するにはどのような選択肢があるのでしょうか。薬剤師免許を持っている人が行政機関で勤務する場合、麻薬捜査官としての仕事、もしくは保健所での仕事が選択できます。どちらも公務員としての仕事となりますので、薬剤師という資格を生かしつつ、安定した仕事につけるというプラスアルファが期待できるものとなります。

まず麻薬捜査官としての仕事はどのようなものになるのでしょうか。麻薬捜査官は麻薬Gメンと呼ばれており、国内に侵入する麻薬であったり、国内でやりとりされる麻薬について取り締まりを行う仕事になります。取り扱うのが麻薬になるので、薬剤の知識が非常に役立つわけですね。

麻薬捜査官は特別司法警察の権限をもち、薬物の取り締まりや、薬物犯罪防止、そして 病院や薬局などで取り扱う医薬品としての麻薬が正しく取り扱われているかという事をチェックする機能も持ち合わせます。どちらも薬物の正しい知識がないとできない仕事ですね。そして麻薬捜査官としては空港でよく見られる麻薬密輸をチェックしたり、その取り締まりなども行います。対峙する相手が犯罪組織である場合もありますので、非常に危険であり、また社会の安全を守るという意味で非常にやりがいのある仕事でもあります。

保健所での仕事はどうでしょうか。保健所では地域住民へのアドバイスであったり、学校や地域センターなどで行われる集団検診、また献血の推進活動などが主な業務となります。そして季節によって発生する食中毒や伝染病について、非常事態に対応を行うのも保健所に務める薬剤師の仕事になります。

薬剤師の展望

また保健所は食品や薬品に関連する事業者が営業の許可を申請したり、チェックしたりする場でもあります。また営業を行いたいと思っている人の相談に乗るのも保健所の役割です。そういった人たちにアドバイスを与えるという仕事もあります。

どちらも公務員としての勤務となりますので、薬剤師の資格を得たあとで公務員試験を行うことになりますが、麻薬捜査官は国家公務員、保健所薬剤師は地方公務員として働くことになります。どちらも初任給は若干低いものの、公務員として働く事になりますので、非常に安定した収入を得ることができます。この点で言えば通常の薬剤師よりも待遇がいいと言えますね。

社会貢献という意味でも非常にやりがいのある仕事だと言えます。社会の安全のため、その資格が十分に活かせる仕事ですので、薬剤師を目指している人、元資格所有者の皆さんはぜひ検討してみるのもいいのではないでしょうか。