認定実務実習指導薬剤師

認定実務実習指導薬剤師制度とは?

cf155認定実務実習指導薬剤師制度とは、6年制大学で学ぶ薬学生が医療現場で実務実習を行うときに、学生を指導する薬剤師を認定する制度です。
2005年からスタートし、発足当初は厚生労働省の補助事業として実施されていましたが、現在は日本薬剤師研修センターが事業を行っています。

認定実務実習指導薬剤師になる方法は?

認定実務実務実習指導薬剤師になるためには、(1)認定実務実務実習指導薬剤師になるための研修を受ける資格を満たし、(2)決められた研修をすべて終了し、(3)所定の手続きにしたがって申請を行う必要があります。
そして、申請を認められた人に認定実務実務実習指導薬剤師の認定証が交付され、認定実務実習指導薬剤師名簿へ登録されます。
有効期間は6年間となっており、更新を希望する場合は6年ごとに審査を受ける必要があります。

(1)認定実務実務実習指導薬剤師になるための研修を受ける資格とは、次のとおりです。

まず、薬剤師として5年以上働いた経験があること。
ただし、6年制の大学を卒業して薬剤師となった人は、その時点で3年以上の実務経験があれば認定実務実習指導薬剤師の養成研修を受けることができます。
ただし、認定実務実習指導薬剤師の認定を申請するのは、実務経験が5年以上になってからです。
つまり、申請時期の2年間に前もって研修が受けられるので、いざ申請ができるようになった時点で、スムーズに認定が受けられるというわけです。

第2の資格は、勤務先が病院または薬局であり、養成研修を受けようとする時点で継続して3年以上働いていること。
出産や育児などで職場から離れていた人は、それ以前に3年以上働いていてもブランクがありますから、改めて3年以上働いてから受講しなければいけないので注意が必要です。

このほか、勤務先として望ましい条件に挙げられるてる項目がいくつかあります。
病院勤務の場合は(1)一般病床がおよそ100床以上、(2)薬剤管理指導業務を実施している、(3)院外処方せんを発行、(4)日本病院薬剤師会賠償責任保険または、これと同様の賠償責任保険に加入していること。
薬局の場合は(1)保険薬局、(2)一般の医薬品と医療関連用品を販売している、(3)在宅看護で薬剤管理指導を実施している、(4)麻薬小売業免許がある、(5)薬剤師賠償責任保険あるいはこれと同等の賠償責任保険への加入が定められています。

さらに、日本薬剤師会のJPALS、日本病院薬剤師会の生涯研修認定薬剤師、日本薬剤師研修センターの研修認定薬剤師などの生涯学習システムに参加しているか、認定を取得している薬剤師が望ましいともされています。

これらの条件を満たしており、申請が認められれば、認定実務実習指導薬剤師養成研修が受講できます。
認定実務実習指導薬剤師養成研修はワークショップと講習会に分かれており、養成研修をすべて修了し、認定実務実習指導薬剤師の申請書を提出します。

学生を指導するので実務経験が必要ですし、指導のための研修を受けるなど細かな規定がありますが、後進を育てるのは大切な役割です。
また、学生への指導を通じて、改めて自身の理解度などがわかりますから、自分のため薬学の検査にも非常に役立つ制度です。